sakstylr

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Jan 28, 2009 11:25am

2008年中の。

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「“わかっている”とはどういうことか。その事実・概念・意味を、ほかのそれらと何がどんな点で違うのか、明言できることです」

「テーマに対して具体的にどのようなことをすれば何らかの見解にたどりつけるのかを考えなさい。ではなにどうすることがテーマへの接近になるのか。これは何度も書いてゆかなくてはならないのだけれども」

「きちんとアプローチしなさい。そもそもなにを、どんな風に扱うのか。それについてこれまで何が議論され、問題とされてきたか。君は、誰それが言ったということに頼らず、議論ができるだろうか? 文脈は、誰もがわかるかたちで示されているわけではない。それは論者がつくるものだ。研究者自身が、文脈を作らなくてはならない。定説と見なしうる言説を提出するのが、先行研究調査のうち大事な作業の一つだ。思いつきから仮説は生まれない」

「論文の基本用件は最低三つ。その一。埋めるための何か。その二。論文の構成・文脈を価値づけるアイディア。その三。自身の独創性とみなされうる仕事」

「なぜ○○でないといけないのかは、途中で完璧に決まる必要はないが、しかし最後に書けなければ論文には成らない。論文の完成を目指すなら、ある程度の賭けが必要だ。そして、うまくいかない論文もありうる。確かに全面的失敗は通さないけれど、それだったらとっくの昔につぶしている。それともうひとつ。『すべての用意ができていなければ調査を始めることができない』なんて大間違いです」

「○○がまだなされていない」という類の主張では、研究の意義を説明したことにはならない」

「批評と学問を分けるなんてこと、ばかばかしいからやめろ!」

「ナラティヴとか物語とかって、そんなに重い概念なんですか?」

「わたしは○○がやりたい、なんて主張について私はまったく興味がないし。信用もしない。修士論文は遺書ではないし、社会科学者は道徳家ではない。だから学者の過去・動機・経験なんかべつに聞きたくもない。そもそもね、〈私〉を突き詰めるなんて不毛なことなんだよと思う。あなたは何を考えているか、の〈あなた〉は仮説的に構築してかまわない。自分の研究を自分の人生の縮図みたいに研究するなんてナンセンスです。一本論文を書くごとに自己のprincipleやauthorが変わっていってもよいし、実際そうなる。問題意識なんて、どうでもよい」

「文献について敏感なのは教授より准教授、准教授より助教と言われている。がんばりたまえ」

「最後に頼りになるのは、これまで積み重ねてきた自分の研究ノートとメモだけです」

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 最後のは特に正しい。

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