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Dec 23, 2008
9:55pm
講義では知覚、時間、帰納法、確率論などをテーマに大森がまず自分の考えを述べ、学生がそれを批判する。学生の批判が正しいと見るとただちに自分の非を認めた。しかしその批判に「カントが言うには・・・」が入ると「人様の話はどうでもよろしい」。「十九世紀における何々学派の自然観はなんとか学派の影響下で云々」に対して「田舎芝居はやめてください」。心理学の議論に数式を持ち出すと「飾りは捨ててください」。学生は容易に思えた反論でつまずき、知識がそのままでは、役に立たない場所に連れ出されていたことに気づく。つまるところ、自分一人の経験に照らして、自分で問題を問い直し、それを暮らしの言葉で表現するよう強いられる。逃げ場のないところで学生は、知覚や時間について語ることが自分の暮らしの表現となる人物を前にして、言葉の生き死にを体得していくのである。
- その他のInfo(2003/8/31)-暮らしを考える- (via thinkeroid)
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